時々テレビで親の介護に疲れてしまった方が殺めてしまった、そんなニュースを目にすることがありますが、僅かながらに気持ちがわかる気がしてきました。昨夜も1時間くらい毎に起こされて、ベッドから起こし、立たせ、トイレまで介助し、そんな事を繰り返して、ほとんど眠る事が出来ず。つもりに積もった不満がピークになっすると、最終手段に至ってしまうのでしょう。
私自身、明らかに接し方はきつくなっております。そんなストレスを知ってか知らずか、父親は1時間程度でコールチャイムを押してきます。嫌がらせなのでしょうか。体温調節のきかなくなった身体は寒いと感じやすいようで、真冬でもないのに布団を多量に着込んで寝ております。トイレに起こされたときは、乾いているのか水を多めに口にします。悪循環に陥っているのでしょう。でもどうする事も出来ません。
昨日は、そんな父と家の話、墓の話、葬儀の話をしました。
この齢になると呼ぶべき親戚は少なく、黙っていても家族葬になりますね。ひっそりと、が良いのかもしれません。田舎の役場では、死亡届を提出すると新聞に掲載しますか?と尋ねられます。町の費用で新聞に不幸の知らせを掲載してくれます。母の時もそうでした。それを見た知り合いが、知らせてもいないのに割と多くいらっしゃった気がしました。父の時は、掲載しなくてもいいかもしれませんね。葬儀も小さく、自宅で十分です。あとは火葬して、納骨。一応戒名をお願いして。何年かしたら墓じまい。の予定です。残されたうちの倅が遠い秋田の墓の管理をさせるには気の毒でならないです。
眠さは頭痛に変わり、朝日がふすま越しに物凄く眩しく感じます。
疲れました。
そして東京に帰りたいです。私の家族のもとに帰りたいです。