巷で話題のPIXIE CWトランシーバキットを作ってみました。使用するトランジスタが二つ。ファイナルトランジスタはミキサ?検波?も兼ねた至ってシンプルなもで、VRで周波数の微調整ができるようです。7023の水晶が付属されています。PIXIE2というのもあるようですね。ポリバリコンを使ったものなど。
ところで、PIXIEの組立が終わりましたので送信出力とスプリアスを測ってみました。送信出力は0.5W近く出ているようです。FCZ氏のQRPパワー計を使用。3D無線クラブのデジタル表示 終端型 QRP 1W RF 電力計の回路でも0.45Wでした。スプリアスは以下の通りです。電源電圧は12Vです。この測定結果から、LPFの追加は必要のようです。
30MHz以下で1W以下のアマチュア局のスプリアス領域は50μW以下と定められております。0.5W出力の場合-40dBcに抑える必要がありますので、あと-20dB下げる必要があるようです。
追記(2017/01/13)
LPFを追加しましたのでこちらもご覧ください。
https://jg7sfr.mydns.jp/?p=5473
https://jg7sfr.mydns.jp/?p=5484
追記
このVRで受信するトーンを調整します。送信周波数は7023固定です。