7/29に科学の祭典に行ってきました。千代田区北の丸公園にある科学技術館が会場です。近くに総合通信局もありますね。九段下の駅を利用したことは今回が初めてです。九段下駅を降り、田安門から武道館前を通り科学技術館に向かう順路です。大人の足で徒歩7分のようですが、子供と一緒で10分ほど掛ったでしょうか。行きも帰りも暑いとか疲れたとか・・・。
館内は科学に興味を抱いた子供たちで溢れかえっていました。出展者は日本だけにとどまらず、韓国からも来ていたようです。国内も個人や企業など様々です。共通して言えることは、子供たちに科学を体験してもらおうという気持ちだと思います。私が接した出品側の方々からは熱意を感じました。
どれも興味のそそるものばかりで、体験しようとすると整理券→抽選となり、限られた人数しか体験できない場合が多かったと感じました。うちはというと、13:00の整理券配布→抽選→当選と運が良かったようです。川崎重工業のヘリコプターづくりです。長い輪ゴムでプロペラを回し揚力を生み、本体であるヘリコプターを飛ばそうというものです。途中、講師の方々には色々とご面倒をお掛けして。ありがとうございました。破損した部品の交換や組立指導、調整作業など。時間が無く、帰宅後に再調整しやっと飛ぶようになりました。
ところで、実は今回JARL東京支部の出展があると情報を入手しましたので興味があり行ってみました。小学2年には少々難しかったようで、水平と垂直の偏波を体験しただけに留まりました。小学校高学年から中学校くらいが良かったのかもしれません。幸いにも、帰路にあった武道館のテレビアンテナをみた息子が、水平だねと気づいてくれたことで成果を感じることができました。私が思うに・・ハムフェアでは500円ほどで工作キットの製作ができますが、同様のキットを個数限定で楽しんでもらうのも一つかなと感じました。もちろん無料です。テレビをつけると安定して受信ができてしまう今日この頃、電波の存在に気付く事すらなくなりつつあります。どうやって電波の存在とその技術を気付かせるかが無線業界の裾野を広げる鍵になるかもしれません。そう考えるとJARLの頑張りだけでなく、無線機器メーカーの頑張りにも期待したいところです。
因みに川崎重工業のヘリコプターづくりは、社員の方と思われる総勢・・・20名近くの講師の皆様が頑張っていらっしゃいました。
余談ですが、25年前・・・就職第一希望として考えていたのも川崎重工業でした。バイクを作りたいと。残念ながら・・・会社資料を入手できず断念(笑)。これも何かの縁でしょうか?。