60dBc達成です。細かく突き詰めていくと見かけ上50W~60Wが出ておりましたが、LPFでも引っ掛からないガサガサした不要波の影響だったことが分かった。結局は、現状ではキャリア周辺の不要波を無くしつつスプリアス領域で60dBcを達成すべくファインチューニングを実施。今日も数時間を要しましたが結果として60.8dBcです。二つのスペクトルは同じものです。マウスをキャリアとスプリアス(2f)のスペクトルに合わせdB表示させたものです。入力側で限りなくSWR=1に合わせることでキャリア前後の不要波を消し、TCの調整もシビアに行わなければ同様に不要波は発生してしまうようです。LとTCはシビアに調整しなければSWR=1にもならないですし。
さらにその後63.4dBc達成(RF samplerの蓋をした)。出力43W
最後に64.4dBc(IDQを確認。600mA→400mA)。Pout=40W,Pin=2.5W,I=6A。効率が思いの外良くない。
僅かに発振気味。再調整で50.5%効率まで回復。それでも良くない。もう少し調整に時間が必要のようだ。
その他Gigastについて。
電源付のUSBハブを使用。USBハブの電源アダプタを外しバスパワーでGigastを駆動することで、ノイズの底が低くなるばかりではなく、スプリアスのレベルも下がった。10dBほど。ACアダプタでノイズレベルが下がることは既知の項目。スプリアスのレベルも下がるとは。バッテリー駆動で普段使うべき。
昨日の最終データ。65.2dBc。いずれにしても正確な計測機器ではない。発振対策を考えるか。PTTをON→OFFで発振が止まる場合もあるが。IDQ=400mAから600mAくらいに上がり、スペクトルが現れる。発振時。