FT-690。マッチングが取れないとスプリアスが酷いです。ロッドアンテナを使ってもいい状態ではない?と感じていました。ということで、ラジアルを接続しました。条件にもよりますが、ラジアルが無ければスプリアスが気になるところを。1.42m程度のラジアルを接続するとスプリアスが気になりません。出力の信号強度も上がっているようです。50.55程度を中心として1/4λ×短縮率です。カットアンドトライは行っていません。0.96を掛けた値でそのままです。
画像左はラジアル無。画像右はラジアル2本(50.55と50.25を目標とした2本)。その差10dB以上。画像ではスプリアスは無いようですが、スプリアスが発生していた条件でラジアルを追加することでラジアルが消えた場合もありました。その逆も。
更に続けると、ラジアル無しでスプリアスが消え、ラジアルを付けるとスプリアスが発生する場合もあり。アンテナ近くと私の存在が影響していたかも。出来るだけロッドアンテナから離れる必要があるかも。ラジアルが無い場合のスプリアスは最後の画像のように強烈なものとなってしまうようです。ただ、ラジアルを取り付けた場合のスプリアスはごく僅かの場合が殆どでした。ラジアルを取り付けたほうが良さそうというのが今回の実験の結果です。人工グランドとして、ラジアル線にバリコンを組み合わせ、その環境に応じて調整してもいいかもしれません。
広い場所でラジアルの有無によるSメータの振れを比較して見た。信号無し。明らかにラジアルをつけたほうがSメータは振れる。S3前後だったものはS7~8くらいまで。
昨日の昼、仕事の合間を見て30分ほどFT-690でQRV。残念ながらQSOできず。SSBとCW,そしてFMでCQCQCQ・・・港区局にコールするも届かず。残念。