ダイオードを使ったRFスイッチの回路をブレッドボードに組み実験を行いました。私の解釈が間違っていたので確認のためです。JARL QRPクラブの会報に同様の回路での実験結果が掲載されていましたので私も今後のためにと思い。今回はダイオードの比較ではありません。流す電流による影響とコイルの容量による影響を調べる実験です。今回の結果を踏まえて、今後は結果の4番または5番の結果を基にRFスイッチを利用することになるでしょう。L3のコイルは小さい値か無い方がアイソレーションが良くなるのかもしれません。漏れた分が不安ですが問題ないのでしょう。10μHに比べ220μHがD端子への漏れがもう少し少なくなると思っていたのですが、モレが多く出てしまったのが理解できないところです。実は130mA流せるコイルより1A流せるコイルの結果がもっと悪かったのは、端子間容量が大きいのかもしれませんね。コイルは小さいものを選定する必要があるようです。ダイオードに流した電流が10mA程度でもまずまずの結果が得られましたのでRFスイッチを使う利点があるかもしれません。リレーの半分くらいまで下げたいところです。秋月で売られている2回路C接点9Vリレーで16.7mAですので。今度はダイオードの種類による実験を行おうと思います。
ブレッドボードの各接続ポイントのロスがあるので、インサーションロスは多く表れ、アイソレーションも良くなる傾向だと思います。
今回、参考にさせていただいたJR8DAG局のRFスイッチを使用した回路です。送受の切替です。
OM諸氏もRFスイッチの実験をされているようです。
7L4WVU局
JA2NKD局
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