先週、雨の合間を縫ってクラッチ確認後の試走に出かけた。
日曜日の午前中に少しだけ走り状態を確認。オイルレベル確認。オイル追加。
午後。またしても雨の合間に走り出す。オイルを足した後の状態確認。
調子がいい。
ふと、昔の記憶を思い出す。信号待ちの直前、ニュートラルに入れるのをやめた過去。
そして、クラッチレバーを握り続ける。1速にギヤをニュートラルから入れるさいの衝撃を無くすために。ニュートラルは、クラッチが繋がった状態だけれど、ミッションのクラッチ軸と出力軸のギヤがかみ合っていない空転をした状態。クラッチ軸は回転している。出力軸は停止している。
つまり、アイドル回転数で急激にギヤドッグを挿し込む動作がニュートラルから1速に入れる動作。勿論この時はクラッチレバーは握る必要がある。ギヤはかみ合っているので、クラッチからクラッチ軸には駆動が繋がらず停止した状態。
恐らくギヤ抜けの状態は、ギヤドッグが外れてしまう状態なのだろう。
兎に角労わりたい。製造中止のバイクに乗り続けるからには、労わり無しではZZR1100の長い付き合いはあり得ない。機械を労わる。自分の筋力さえ鍛えればリスクは減るわけだし。
クラッチ軸のギヤと出力軸のギヤのかみ合い。これもまたギヤドッグなので、、、
労わりが必要。加速、減速で回転数を合わせるとか。
バイクは製造されてから30年。私は今年で55年。
バイクは私が労わり。私は誰が労わってくれるのだろうか。。。