やっと50W達成です。Vdd=12V(測定では11.87V)。入力3W。LPFあり。
入力側を50Ω→8.3Ωほどにする。バイアス回路も変更。出力はデータシートの(1.27+j1.54)Ωを目標に。50.5MHzを狙って調整していたところ、51.0MHzで消費電流が少ないようです。Vdd=11.87で計算し効率67.6%。なんだかウソのような・・・。Vddを13.8Vとすると、55Wは出ると思われます。入力のインピーダンスをもう少し高くすると出力としては出るのでしょうね。入力側の変更点として。。。バイポーラではないので、インピーダンス変換した抵抗値で受け、パラでゲートを接続。これ以上高出力を狙うと破壊行為となる危険性大なので、リニアアンプの周辺回路に取り掛かることにします。13.8Vの出力は入力インピーダンスの変更。そして、3W以上入力した場合など気になりますが。
FT-690とリニアアンプ間のSWR=1に限りなく近い。反射もほとんどなし。リニアアンプとダミーロード間もSWR=1くらいで反射は入力側同様にほどんどない。67材のVdd用チョークコイルの発熱も僅か。入力回路の8.3Ωはまともな抵抗に置き換えたい。75Ωの9パラで8.3Ω。余計な成分が含んでいるのかもしれません。
その後Vdd=13.8(実測13.65V)として出力測定。
51.0MHz。IDQ=400mA。PIN=2.9W。出力60W。LPFあり。
LPFの減衰は先日のテストで概ね0.3dB程度。LPF通過後の電力が60Wだとすると、LPFが無い場合は64W程度出力していると考えられる。50Wでは53.5W。そう考えると、これ以上の無理はしないほうが無難?・・・しかし
ここまでくると、Vddを上げろと悪魔のささやきが聞こえてきます。効率は12Vに比べ7%ほど落ち込みました。67.6%→60.5%。50%くらいになるまでVddを上げたいですね・・・でもまあ実用範囲外。IMD特性も60Wを超えると悪化するようですし。IMD3とIMD5。
やっと納得のできる結果が得られ、以前取り組んだパラプッシュの200Wアンプ同様に入力回路はインピーダンス比の抵抗で受けるのが悩まなくて済むみたいです。
自分で購入したMRF255の初期購入分の6個くらい?は出力はそれなりに得られたものの、理解力不足で結局は全て飛ばしてしまい、今テストしているFETは川崎のOMにお願いして追加で譲り受けたものです。10個。合計16個となり、飛ばした数は8個かな。結果が得られた事で川崎のOM局にはなんとか納得してもらえるかもしれません。譲り受けて使わないというのは流石に不味いですよね(汗。残りの7個は予備として保管することにしましょう。P-Pを再チャレンジするにしても、残りが少ないので勿体ないし。やるとすれば、同じリニアアンプを作り電力合成などにも取り組んでみたいけれども。そのうちということで。
残念な事として、13.8V電源GSV3000のレバー端子?の+の一つが取れてしまった。直せるだろうか・・・→修理完了。
残念なことはあったけれども、60Wも出たことだし目的達成。今日はいい夢が見れそうだ。→腰痛が酷く眠れないのは変わりなし。
追記。
さ、回路図を書き上げます。単純な回路なのでちょっとしたメモや計算などで直ぐに配線作業が出来る代物ですので。
FBですね.
目標を達成されたようでおめでとうございます.
ありがとうございます。不良在庫がやっと生かせました。残すところ、キャリコンやプリアンプなど、完成間近です。