xlad08→gpla08→meshtune08

水晶フィルタの計算ソフトxlad08を使い定数を試験的に計算してみました。
このソフトの使用に際してJH8SST/7 OMのサイトを参考にさせていただきました。ありがとうございました。Xlad08はW7ZOIのサイトからダウンロードします。ファイル名はLadpac-2008(1).zipです。

手順
1.xlad08で計算。
予め、Fs,Lm,Qu,C0を調べる、xlad08に入力。
G3UUR_methodを利用しFs,Lmを調べた。QuはSGから水晶振動子に信号を入れ、信号強度を測り、水晶の代わりにVRを入れ同じ信号強度になるよう調整しこの抵抗値がRs。RsからQ=2πFL/Rsより求める。F:発振周波数,L=Lm
xlad08のデータを保存。

2.gpla08でxlad08のデータを読み込み周波数特性を確認

3.meshtune08で各水晶振動子のオフセット分を考慮したCの値を計算
各水晶振動子の発振周波数を測定し、発振周波数の高い順に入力側から配置し、発振周波数の中央付近の水晶振動子を基準(offset=0)とし、基準の水晶のmesh frequencyと同じ値になるように他のmeshでCtuneの値を変化させ計算する。入力と出力のmeshではmesh tuningは不要。xlad08でCの値が99999.00になるものはCが不要。



上記計算結果、少しだけ異なります。再計算をし、アップする予定。xlad08で使用する周波数は10MHzの水晶振動子なので10でいいのだろうか?もう少し研究が必要のようです。設計の流れが概ね理解できましたので明日にでも再計算をしようと思います。
Dishal2052で計算しorder6の水晶フィルタを組みましたが、インサーションロスが15dB前後と大きく感じました。原因はどこにあるのかわかりませんが、インピーダンスの不一致があるのかもしれません。またDishal2052はRsの値が反映されない計算結果でしょうから、Rsの値を必要とするxlad08で再計算しようと考えました。先日組んだorder6の水晶フィルタとは別に組み上げ測定したいと思います。

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