ある周波数を超えると送信できなかった件は解決。
145.99でも問題なく送信可能。(ダミーロードを接続しテストをしています)
結局はシールドケース内の電解コンデンサC27やC33タンタルその他を交換しても改善せず、Q3001のVCO部のL3002のスクリューを回し、Q3006のPLL_IC14番ピンの電圧を0.8V程度にすることで解決。何か問題でもあるのかわからないけれど、取扱説明書の通りにQ3006の14番ピン1.0Vにしても正常動作は得られず。バリキャップ1T25には0.7~0.8V位。何かしら相関関係でもあると考えL3002の調整をするに至る。145.99MHzでQ3006の14番ピンが1.0Vでもいいのかもしれない。理屈が良くわからないけれども。バリキャップへの電圧の都合なのだろうか。PLL_ICからTrのLPFでDC化するにあたり、DC化できずにPLLのアンロックとなってしまったのか理解しきれず。
シールドケースの蓋を閉めた後、145.92付近から送信がモタツイテいたためL3002を再度締め込み、送信確認。ということで、概ねFT-290の修理・調整は完了。今回も修理期間は約10日間。
免許状の到着が待ち遠しい。