キャブレター/メンテの記録17

9/6(土)今日はキャブレター。
まず初めに何が苦労したかと申しますと、アクセルワイヤーの取り外し方がわからず。キャブ側のワイヤーブラケットをプライヤで回し取り外し。隙間にあるボルトで十字穴なので。
取り外せたら、状態を確認しつつばらしていきます。エンジンが掛からない理由を探りながら。
わかったこととして、3番のフロート室がひょっとすると空だったのでは?と。漏れた結果なのかわからない。4番(進行方向を向いて一番右)もほとんど入っていない。ただ、4番は湿っている。
さらに分解を進め、フロートを分解。フロートのバルブ部の部品の細い可動式のポッチが固着。
負圧側?(上側?)のジョイント1-2と3-4のT型のOリングは機能していない。前オーナー様がシールテープで代用。燃料側のジョイントは辛うじて。ガソリン漏れがあるかも。
各部を分解していきます。ひょっとすると、パイロットスクリュー先端のOリングは入っていないのかも。拡大鏡でのぞくも姿なし。
泡状のキャブクリーナーを含め種類のキャブクリーナーとパーツクリーナーを今回使用。エーゼットの物。あとはノズルの掃除用のブラシセットも用意した。
掃除が終わり組み立てていくと、1番のメインジェットは、#160のはずが、158?か160?か判断が付かないほどに刻印が見えない。パイロットスクリューはOリングが入っていないからなのか戻し量は1と1/4くらい。
キャブの組み立てが終わったのは16時頃。組み間違いもあったりと。
エンジン始動と同調調整は明日。

ところで、今日は雑談の時間が1時間ほどありまして。
置き薬の営業マンが元レーザーだったことで、メンテしている私の姿をみて話し掛けていた。話は弾み1時間ほど。MotoGP好きで激熱な方でした。私より1つ上で。完全に同世代。ゼファーの1100が欲しいとの事。元務めていた会社のクリヤファイルをいただきました。オイルメーカーです。残念ながら私は知りませんでした。海外メーカーで。

さて、話を戻しましょう。
パイロットスクリューは1と3/4戻し。
バタフライバルブの軸にも角型断面のOリングが入っているらしく、ガソリン漏れの原因にもなるらしいので交換しようと思ったら、十字穴をいなめてしまう。叩くこともできない場所。マイッタ。キャブレターの筐体をみてもガソリン漏れがなさそうなのでとりあえずは放置。この部品。カワサキでは単体で買えないらしく、スズキの部品を購入するも結局使えず。バタフライとフロートチャンバーのシール交換。パイロットスクリューのOリング交換。がフロートバルブ部横のガソリンフィルタのOリング交換。フロートの高さ確認。

明日は
エンジンに組み込む前に液面を確認。
ワイヤーへ給油。
圧縮測定。
エンジンの起動確認。同調調整。

初の4気筒なので、うまくいくといいのですが。

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