エンジンオイル

2025/09/27
エンジンが暖まった時にギヤの入りが良くない気がしています。
今入れているオイルはMEA-012(エーゼット)10W-40。
そこで、高温粘度を高くしたいと考えています。
今考えているのはMEA-014(エーゼット)10W-50。
MEB-014というのもあるようで違いは何?とメーカーに確認しました。
中身は同じ。MEBからMEAに移行しているとの事。
エーゼットの気になるオイルを以下に。
メーカーサイトから自分用にコピペしたもの(2025/10/04現在)
ZZR1100用に使えそうなオイルとして列記。10W-30などは含まず。

MEA-012
粘度指数:163、動粘度:93.85(40℃)、14.67(100℃)
対応車種:小型車両、中型車両、大型車両
推奨の走行条件:街乗り、高速、長距離
API規格:SN相当、SAE規格:10W-40、JASO規格:MA2
油種:VHVI(グループⅢ、100%化学合成油、全合成油)
日本製

MEA-014
粘度指数:167、動粘度:120.3(40℃)、18.05(100℃)
対応車種:小型車両、中型車両、大型車両
推奨の走行条件:街乗り、高速、長距離
API規格:SN相当、SAE規格:10W-50、JASO規格:MA2
油種:VHVI(グループⅢ、100%化学合成油、全合成油)
日本製

MEC-018
粘度指数:164、動粘度:91.66(40℃)、14.44(100℃)
対応車種:中型車両、大型車両、競技車両
推奨の走行条件:高速、長距離、サーキット
API規格:SL相当、SAE規格:10W-40、JASO規格:MA2
油種:VHVI(グループⅢ)、ESTER(グループⅤ)
100%化学合成油
日本製

MEC-019
粘度指数:156、動粘度:118.10(40℃)、16.92(100℃)
対応車種:中型車両、大型車両、競技車両
推奨の走行条件:高速、長距離、サーキット
API規格:SL相当、SAE規格:15W-50、JASO規格:MA2
油種:VHVI(グループ3)、ESTER(グループ5)
100%化学合成油
日本製

MEC-023
粘度指数:170、動粘度:88.25(40℃)、14.40(100℃)
対応車種:中型車両、大型車両、競技車両
推奨の走行条件:高速、長距離、サーキット
API規格:SL相当、SAE規格:5W-40、JASO規格:MA相当
油種:PAO(グループⅣ)、ESTER(グループⅤ)
100%化学合成油
日本製

MEC-024
粘度指数:156、動粘度:121.30(40℃)、17.26(100℃)
対応車種:中型車両、大型車両、競技車両
推奨の走行条件:高速、長距離、サーキット
API規格:SL相当、SAE規格:10W-50、JASO規格:MA2
油種:PAO(グループⅣ)、ESTER(グループⅤ)
100%化学合成油
日本製

MEC-025
粘度指数:170、動粘度:166.30(40℃)、23.37(100℃)
対応車種:中型車両、大型車両、競技車両
推奨の走行条件:高速、長距離、サーキット
API規格:SL相当、SAE規格:10W-60、JASO規格:MA相当
油種:PAO(グループⅣ)、ESTER(グループⅤ)
100%化学合成油
日本製

MEC-002
粘度指数:165、動粘度:87.83(40℃)、14.04(100℃)
対応車種:中型車両、大型車両、競技車両
推奨の走行条件:高速、長距離、サーキット
API規格:SL相当、SAE規格:10W-40、JASO規格:MA相当
油種:VHVI(グループⅢ)、PAO(グループⅣ)、ESTER(グループⅤ)
100%化学合成油
日本製

MEC-003
粘度指数:174、動粘度:116.7(40℃)、18.17(100℃)
対応車種:中型車両、大型車両、競技車両
推奨の走行条件:高速、長距離、サーキット
API規格:SL相当、SAE規格:10W-50、JASO規格:MA相当
油種:VHVI(グループⅢ)、PAO(グループⅣ)、ESTER(グループⅤ)
100%化学合成油
日本製

これらの二つはGⅢなので、高度に水素分解処理精製された石油系基油。
GⅣとGⅤとそもそもの作り方が違う。GⅣとGⅤは化学合成油。
粘度指数。温度が上がった時にさらさらになりませんよーという値で高いほうがいいみたい。
10W-50のほうが高いということはそういうことなのでしょう。

実は、キャブのオーバーフローがあった時に、エンジンオイルを購入済です。MEA-012。
幾分、オイルレベルが上がった気がしたのですが、さわった感じそれほど変化が無く。
現状、またレベルは下がっているようです。通常レベルまで。
走行距離1500km程度ですので交換するには勿体ないし。
ですので、オイル交換の前に、クラッチのマスターシリンダーをオーバーホールしてみます。
その後、変化が無ければオイルに手を着けようと。

諸先輩方のブログには、CKM-002 超極圧・極潤滑 オイルを入れている方もいらっしゃるようで。エンジンオイルに対して5%程度。クラッチが湿式なので、入れすぎはクラッチの滑りの原因になるでしょう。車のエンジンオイルを使ってはいけない理由でもあるようです。現状、エンジンから少しだけオイルを抜いてCKM-002を加えたいところです。スプレー式のCMK-001はあるのですが、このタイプはシールをダメにするとみたいで。石油系溶剤が原因のようです。CMK-002はというと、合成エステルが入っています。確かエステルは樹脂類の膨張性を起こしてしまうので、これはどちらも入れない方が良いのでは?と感じてしまいました。摩擦が少なくなり、「燃費が上がった」とか「エンブレが弱くなった」とか「音が静かになった」とかあるようですが、エステルによるシールの膨張につながったとすると、シールが必要以上に摩耗しオイル漏れの原因になりかねない。だとすれば高いオイルを入れるとか、オイルの高温特性をいいものにするとかしたほうが面倒な事にならないのかもしれませんね。

エステルの恩恵を受けたいのなら・・・
MEC-023(エーゼット) 5W-40 PAO+ESTER (MEA-012の倍くらいの価格)
MEC-003(エーゼット) 10W-50 VHVI+PAO+ESTER (MEC-023の1.1倍くらいの価格)
いずれも長距離、サーキットなど対応するオイルらしいですね。ただ、お財布には優しくないようで。
だったら、MEC-003を添加剤として使えばいいんじゃない?という発想に至りました。
MEC-003 1L¥2,8464L¥7,287 いずれもamazon。
悩ましい価格。

2025/09/27 20:00
CKM-002をメーカーサイトで調べてみました。
「ゴムを膨潤させません」と書かれています。
水分や液体を吸収して体積が増えないということらしいです。膨潤。ということは心配はいらないようなので、少量足してみようかな?と思っています。

2025/10/04
CKM-002を50mL行かないくらい追加しました。その前に、オイルを50mLより少し多いくらい抜きました。しっかりとした粘度があります。燃焼の汚れを落としている雰囲気は伝わります。とすると、MEA-012 + CKM-002 = MEC-018になっているのでは?と勝手なイメージです。明日の試走が楽しみです。なんとなく今、クラッチが切れにくいのでは?そんな不安を感じています。センタースタンドで1速に入れたりニュートラルにしたり、試していたのですが。後輪の回る具合が怪しいかな?一度クラッチを調べてみる必要があるのかもしれませんね。状態がわからない。

エンジンオイル。化学合成が出始めの頃
PAOの影響でエラストマーシュリンクといって収縮させて、オイル漏れを起こしていたとの事。
エステル系では膨張させて、同じようにオイル漏れの原因になっていたらしい。
なので、古いバイクには化学合成は入れるな!という流れになっていた過去。恐らく耐油性なり耐性のあるOリングやオイルシールなどに入れ替えているのなら問題は出ないし、今どきのPAOやエステルに対しても収縮や膨張がでないような対策をされているので問題にならない。今であれば旧車こそ添加剤のはいった化学合成油がいいのではないだろうか。お金の余裕があれば。。

使ってみたいオイル
MOTUL 7100
これもエステル配合の化学合成油
Color Visual Red
Viscosity grade SAE J 300 10W-40
Density at 20°C (68°F) ASTM D1298 0.859
Viscosity at 40°C (104°F) ASTM D445 88.8 mm²/s
Viscosity at 100°C (212°F) ASTM D445 13.5 mm²/s
Viscosity Index ASTM D2270 154
Pour point ASTM D97 -33°C / -27.4°F
Flash point ASTM D92 236°C / 456.8°F
TBN ASTM D 2896 8.4 mg KOH/g

エンジンオイル。
冬はブローバイガスにより希釈され、夏は参加によりドロドロ。
この季節の境にオイル交換するのがいいらしいです。5月と11月。
勿論、長い距離を走ったのならそのタイミング毎に交換するとして。
燃料添加剤を入れたのであれば消化後に交換。コストを掛けずにエンジンの保護と性能を求めるところでしょうから、夏に求められる性能と冬に求められる性能や耐性を考慮しつつオイルの選定をしていこうと思います。エンジンオイル沼にはまって必要以上にコストを掛けるのは勿体ないので気をつけねば。

エンジンオイル。カワサキとエルフのヴァンベール?をエルフのサイトで見た。詳しいことは書いていない。でも、Kawasaki Elf Vent Vert 10W-50を入れてみたいと思う反面、エーゼットのオイルは色々と詳細が書かれている。信用できると感じるしメーカーとして自信があるのだろうか。

余談として、電子部品はアリエクを通して安くて使えるものを買い求めていた。間違いなく本物ではない部品ではあるけれども、本物と同じように動く(動かないものもある)ので、値段に負けて買っていた。国内の会社を応援したいと思っていてもなかなかそうはいかないし、今となっては製造している会社も少ないだろう。オイルは?国産ならば応援したい。基油メーカーが作るエンジンオイルだからこそ信頼はおけるし、技術を絶やさない為にも応援したいと思っている。

添加剤といえばモリブデン。これだけは入れない。大変な目にあったという書き込みが多いと感じたため。

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